スペイン遠征、留学への想い|キングパエリア

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スペイン担当のキングパエリアです!

早速ですが、皆さんは昨年12月、アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲さんという医師をご存じですか?

1988年から33年間もの間、アフガニスタン難民の命を救い続けた人なんです。
医師である中村さんはアフガニスタン難民の医療救助を行うために現地入った。しかし、アフガニスタンで大規模な干ばつなどを目の当たりにして水確保の事業の大事さ、「100の診療所より1つの用水路の確保」がアフガニスタンの人々の命を救う事を悟ったのです。

命を守るという医者の役割であるが、他のやり方での命を守るという使命で東京の足立区、世田谷区、大田区の3つを合わせたくらいの広さの戦争で荒れ果てた失った砂漠化した何もない土地に日本の用水路技術を持っていき、緑を取り戻し農業の復興をし、約65万人もの難民に戻ってきてもらい生活ができる環境を整え、アフガニスタンの人々の命を救ってきたのだ。
恥ずかしながら、僕は亡くなられてから彼の功績をテレビなどで知ったのです。

その彼が大事にしていた言葉、座右の銘は「一隅を照らす」という比叡山延暦寺を開いた最澄の言葉、教えなのです。

「一隅とは自分が今いる場所。そこが決して目立たない場所かもしれない。しかし、一人ひとりが自分のいる場所で、自らが光となり周りを照らしていくことこそ、私たちの本来の役目であり、それが積み重なることで世の中がつくられる。」

~自分が今いる場所で、自分のできることを一生懸命やっていく~

僕は中村哲さんの偉大さに触れ、また彼のこの考え方に非常に共感したのです。
大きなことじゃなくていいので、自分が置かれている場所や立場でベストを尽くして自分の周りを照らしていく

今後、僕達と一緒にスペイン遠征、留学に一緒に行って頂く選手もそう。
色々な選択がある中で僕達をチョイスしてくれた選手、親御様に僕達が持っているスペインを誠実に届けて、一人でも多くの人達にスペインサッカー、街を好きになってもらう。

僕達のスペインに対する情熱、好きという気持ちのを届けていきたいと思う。
その気持ちのが様々な所で輝いていく事を想像しただけで今からワクワクしています。

このコロナで中々先の見通しが見えないのですが、来年3月のスペイン遠征に向けて今から準備は進めていきたいと思っております。
また、指導などに行き詰っているチームなどがありましら、僕達がスペインで培ってきた指導論で明かりを照らさせて頂ければ嬉しく思います。

このブログも誰かの胸に届くように一生懸命書いていきたいと思います!
それではまた次回まで!

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