liga 天竜|小原拓也
静岡県の天竜市にある田舎の体育館に地元から3時間かけて、月に2回ぐらいリーグ戦の為にみんなで通いつめ始めました。
日本なのにその体育館だけ、日経のブラジル人だらけで、そこで販売している食べ物もブラジル料理だけで日本ではない雰囲気な場所でした。
初めて試合した時は、自分達のやっているフットサルはまるで通用しませんでした。
自分達は、ミニサッカーをやってるんだと思いました。
試合している感じでは、そこまで技術の差はないような感じだったのですが、何故か勝てないし、点もどんどん入ってしまうしボコボコにされました。
試合をして、みんなでミーティングしている時におかしいと思うようになりました。
何回か試合を見ているうちに〔これ何か法則的な動き?〕〔4人が全員分かってやっているんじゃない?〕と思い始めたのです。
やっているうちにジョガータ(戦術)とわかったのです。
技術だけじゃないんだ!
うちらは、ひたすらサッカーのスキルでボールコントロールだけのフットサルでした。
ところが
ブラジル人達は、2人、3人、4人と、絡みながらの戦術があったのです。
そこから、自分達は、フットサルの奥の深さを知り更にはまっていくのです。
リーグ戦では、やはり熟練されたブラジル人には中々勝たせてはもらえませんでした。
やっているうちに段々スピードにはついていけるようにはなるのですが、やはり4人全員が分かっている戦術には、何をやられるか分かっていても中々とめられないのです。まず、2人の関係、3人の関係、4人の関係を練習していくうちに、戦えるようになっていくのです。
練習内容もただパス、シュート、対人練習、ゲームをするだけではなく、動きを確認しながらの戦術練習が大事なのです。
このliga 天竜はマリオ安光氏が天竜でフットサルリーダーを作りそれが各地に移住しているブラジル人に伝わり素晴らしいリーグが出来たのです。
当日1番強いリーグ戦だったと思います。
天竜がフットサルの聖地だったのです。