適性ポジションとは?|鬼丸翼

鬼丸翼

MOVE-INがスタートしてから、ほぼ毎日コミュニケーションをとっている二人がいる。
それは、小松原学氏と小原拓也氏である。
この二人をとコミュニケーションをとると、いつもポジションについて考えてしまう。

小松原学氏は「豪快」という言葉がよく似合う方。
それに合わせ集中力の高さにはいつも度肝を抜かれる
そして私より先輩である為、大変恐縮ではあるが、とても「素直で真っ直ぐ」な方である為、吸収力がとてつもない。
そんな小松原氏のポジションは「ストライカー」である。

一方、小原拓也氏はいつも全体を見ながら改善点を考えている。
全体を見ているがゆえ、時にセーフティーも好む。
しかしここぞのタイミングが来たらとことん攻める。
そんな小原氏のフットサルスタイルは「fixo」である。

fixo
フットサルのポジション

 

人となりが二人をポジションに導いたのか、またポジションが人となりにか導いたのかは定かでは無いが、ポジションと二人のストロングポイントがガッチリハマっている。
これを適性ポジションと言わずに何と言おうか。

もちろんチームの状況や、技術、身体能力等を踏まえてポジションが決定されていく事は重々承知しているが、自分のストロングポイントを知ることは、これからの人生を、更に有意義にしてくれるに違いない。

しかしながら、自分のストロングポイントというものは自分では中々判断が難しい。
であれば、周りの人々から伝えてみてはどうだろうか?今すぐにでなくても構わない。
相手をしっかりと分析をし、分かり易く伝えあげるのだ。時に本人さえも思いもよらない発見があるだろう。

ただし、これは褒めているのではない。あくまで伝えているのだ。
もし、褒めるだけであれば受け取る側も発見では無く、自身も知っているだけで終わってしまうだろう。しかし、知っている事でも知らなかった事でも、噛み砕いて相手に伝えれば、受け取り方が違うのでは無いだろうか?

もう一度伝える。
このストロングポイントを知る事は、近い将来メンタルに響いてくると私は確信している。
自分以外の第三者から、自分のストロングポイントを伝えられる事は、自分に新たな発見を与え、
意識を傾け、自信を生み出す。
生み出された自信は、更なる努力を自分に与える。それを積み重ね『折れない心』を身に付ける。

私はまだ子供が1歳半なので、伝えられる事は限られているが息子がサッカーの道に進まずとも、是非伝えて行きたいとだと思っている。

write by/鬼丸翼

 

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