今できる事をしっかりとしていく|キングパエリア
皆さん、こんにちはキングパエリアです!
早いもので、10月も最終週へと向かい、今年も残り2か月余りとなりました。
今年はコロナウイルスに翻弄されて、先々が見えない世界的にも苦しい年になっていますが、こういう時だからこそ、「今できる事をしっかりとしていく」が大事なんじゃないかと思っております。
その中、スペインでは昨日にFCバルセロナ対レアル・マドリードの伝統の一戦が繰り広げられ1-3でレアル・マドリードが勝利しました。この両チームの試合は世界中のサッカーファンを虜にする熱い戦いになります。皆さんはもう見られましたか?
もし、少しでも見る事ができましたら、是非とも見て頂き、
「今のこのコロナ禍の世界での試合でなければ、学ぶことができないこと」がたくさん詰まっています。(この両チームの試合以外でも学べますが)
もちろん、どのような動きをしたりなどの戦術、そしてボールを奪い合う時などの激しさなどはいつも通り学べると思います。
しかし、このコロナ禍の無観客試合でしか、学べないことがあります。
皆さんもうお気付きですよね?僕が無観客試合のこの状況で着目してほしい点は
「音」です。
・ボールを奪い合っている時の体をぶつけ合う時、激しいタックルをする時の「音」
・ボールをパスするする時のボールを叩いたかの様にでる乾いた力強い「音」
・スプリントで駆け上がる時のスパイクと芝から奏でる「音」
・審判と選手とのダイレクトの会話の「音」
そして、僕自身が絶対に学んでほしい「音」は各選手から聞こえてくる「声」です!
選手1人1人から出る指示をする声、チームを鼓舞する声、コーナーキックの時のGK、各選手から出る指示の声、監督のコーチから出る指示の声、ベンチに座っている選手達の声、ファールを受けた時に選手から出る声、ゴールを決めた後の喜び合う声などなど。
そして、その各1人1人からでる指示、鼓舞する声のボリュームが大きい事!
声を張り上げてテンションを上げてチームの熱を上げている事!
これは、この無観客試合でしか絶対に聞けない事だと思います。
例えば、今回のFCバルセロナ対レアル・マドリードが普通の状態で行われていれば10万人近くの観衆が観戦し、叫び、応援しているのです。
各選手から出る指示の声、監督・コーチからの指示の声は全てかき消される事を想像してください。となれば、観客が入っていたらあれ以上のボリュームの声を張り上げていることが分かります。
と同時に、それは試合だから急にしているのではなく、毎日の練習で声を張り上げて練習をし、あのテンションでやっているからです。練習でしてない事は試合ではできませんので。
これはスペインの育成年代の練習、試合でも同じ光景を僕は見ています。
この部分はサッカーでは必須で、技術がうまい下手など関係なく、すぐにできる事だと思います。そして、サッカーで凄く大事な要素だと思います。
Jリーグの試合も見て、声のテンションの比較をしてみたりするのも違いなども見れたりするかもですね。
このコロナ禍の無観客試合でしか学べないサッカーで大事な要素を今回は書いてみました。
それではまた!