レンコンを食べて風邪予防|松村由桂
毎日寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
風邪などひかれていませんか?
アスリートはなんとなく筋肉も多いし体調を崩しにくいと思われがちですが実はそうではありません。激しい練習や試合でたくさんのエネルギーを消耗しますが、エネルギーを作る時に一緒にビタミン、ミネラルも消費しています。そこにウイルスが入りこむと体調不良を起こしやすくなります。
風邪予防には鼻や喉の粘膜を強くしてくれるビタミンAと免疫力アップのビタミンCをとりましょう。
今回はビタミンAを多く含む人参、豆苗とビタミンCの多いれんこんを使ったお鍋を紹介したいと思います。
れんこんはでんぷんも多いので加熱してもビタミンCが壊れにくいといわれています
また、昔から漢方や中医学でも器官や喉に効く素材として扱われてきました。
◆れんこん団子の鍋◆
1人分の栄養価
・エネルギー 206kcal ・タンパク質 13.4g ・脂質 6.6g ・炭水化物 26.5g
・レチノール活性当量(ビタミンA)345㎍ ・ビタミンⅭ 78㎎ ・食塩相当量 1.9g
【材料 2人分】
〈れんこん団子〉
・れんこん 100g
・鶏ひき肉 100g
・すりおろし生姜 小さじ1/2
・塩 小さじ1/3
・片栗粉 大さじ1
〈スープ〉
・水 1ℓ
・昆布 8㎝
・酒 大さじ2
〈具〉
・白菜 1/8個
・椎茸 4個
・にんじん 1/4本
・豆苗 1/2パック
〈タレ〉
・ポン酢、柚子胡椒 お好みで
【作り方】
1.鍋に水をいれ昆布を30分以上つけておく
2.白菜は食べやすい大きさに短冊切、人参はピーラーで薄切り、豆苗は半分に切る
3.れんこんは皮をむき、おろし金ですりおろす
4.別のボールに鶏ひき肉、すりおろし生姜、塩をいれ粘りがでるようによくこねる。3.のれんこん、片栗粉を入れて混ぜる
5.1.の水を沸かし、沸騰直前に昆布をとりだす。湧いているところに3.を丸めていれる(スプーンで落としてもよい)
6.れんこん団子が浮いてきたら、他の野菜もいれて煮る
7.お好みでポン酢、柚子胡椒をかけてお召し上がりください
ポイント
・鶏肉れんこん団子からいい出汁がでるので鍋の素は使いません。今回はあっさりにポン酢をかけて♪
・レンコン団子の口あたりをよくするためにレンコンの皮をむいています。栄養そのままとりたい方はキレイにタワシで洗って皮付きのまますりおろしてOK
アレンジ
・れんこんを全部すりおろさずに半分粗みじんにして混ぜると触感が残った団子になります
・お好みの市販の鍋の素を使っても美味しいです。ちゃんこ鍋、豆乳鍋など何でも合わせやすいです
・〆はうどんや雑炊で
・鍋ではなく、春雨スープ、ミルクスープ、中華スープなど汁物にれんこん団子を入れてもよいですね
お鍋を食べて温まりましょう~